ご報告が遅れましたが、
公益財団法人 がんのこどもを守る会さん
2014年度 年次大会に参加してきました。
午前中は、初めての親の会連絡会にも出席させていただき、大変学びの深い時間でした。
大切なのは、話すこと。そんな場を提供していくこと。
すべてはそこから始まるのかもしれません。
当会は、全国的規模の疾患別の会ですので、顔を合わせて話し合えるというのは難しい課題とは思いますが、まずは関東から。
そして、各地でそうした集まりができていけると嬉しいです。
午後は、独立行政法人国立成育医療研究センター小児がんセンター長である
松本公一先生の「小児がん医療の現状とこれから」という講演会を
拝聴することができました。
【343分の4】【700分の1】
さて、これは何の数字でしょうか?
1、平成24年がん対策予算343億円のうち、小児がんに割り当てられた額は、たったの4億円。1.17%であるということ。
2、小児がんの子どもたちが生きられるようになって、この先20代で、700人に一人が小児がん経験者になっていくこと=晩期合併症の問題。
ますます、私たち小児がん関係者だけでなく多くの方々の応援・支援を得ていくことの必要性を感じています。
そのためには声をあげていくこと。知ってもらうこと。そこからだと強く感じた一日でした。レチノイン酸の要望書へのご意見も多数頂戴しております。ありがとうございます。
最後に…
某病院の院長先生はこんなメッセージをネクタイにしているのだそうです。
【子どもを大切にしない社会に未来はない】
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