「小児・AYA世代のがんについて」認知度アンケート

2018年と2019年に「東京都食育フェア」で日本女子大学ボランティアグループと協働でレモネードスタンンドを開催した際に集めた【小児・AYA世代のがんについての認知度アンケート】の結果を、2020年3月20・21日に開催された第2回AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会で発表しました。

 

アンケート項目は以下の4項目です。

①「AYA世代」という言葉の意味 

②治療後の晩期合併症の可能性

③希少疾患であるために治療開発が遅れていること(2019年のみ)

④小児がんは約7~8割※が治ると言われていること(2019年のみ)※異なる場合もあります

 

①のAYA世代の認知度は年を追う毎に高まりつつある結果でしたが、全体としてまだまだ認知度は低く、私達の中では既知のこととなっている②の晩期合併症の可能性は2019年は5%未満の認知度でした。

 

小児・AYA世代がん経験者は様々な課題に直面しており、継続的な支援が必要です。

そのためにはできるだけ多くの方に現状の抱えている課題を知っていただき、社会の理解が進むための啓発活動の継続が必要になります。

 

今年は新型コロナウイルスの影響でレモネードスタンドを行うことは難しいかもしれませんが、今後も神経芽腫の会として啓発活動を続けていきたいと思います。

              共同副代表 寺内

小児・AYA世代のがんについての認知度アンケート
【患者会提出用】2020年3月20・21日AYA研ポスター20200702.p
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