「レモネードスタンド@食育フェア2019」ご報告

【小児がん啓発活動】      11月9日(土)

東京都食育フェア2019で、レモネードスタンドを開催しました。

 

日本女子大学食物学科の女子大生の皆さんと、昨年に続き2回目のコラボ開催です。

 

私たち神経芽腫の会では、3ヶ月に一度の交流会とキャンプをメインの活動としていますが、ご縁があったときに不定期で、レモネードスタンドを行っています。

 

神経芽腫の会のレモネードスタンドは以下の目的のために行っています。

1 . 小児がん啓発活動のため(一般の方々へ向けて)

2 . メンバーの交流のため(既存メンバーの方々へ向けて)

3 .子どもたちの居場所づくり

4 .  今、闘病に向き合っている家族のため。

 

今年は会員のお友だちがお手伝いに駆けつけてくれました。

こうしてサバイバーと健常児が一緒に活動することで、小児がんへの理解が広がり、そしてそれは退院後の社会での、小児がんサバイバーの生きやすさにもつながると思います。 

 

子どもたちは成長と共に病気と向き合っていくことになります。

困難もあるかもしれません。
子どもたち同士も立派な「仲間」です。

もしその時に不安があったりしんどい時には、こうして仲間がいることが心の片隅にあることで、一人じゃないことを思い出し、前を向くきっかけになるかもしれない。

そう願い、そんな場を作るのも、私たち親の役目なのかなと思っています。

 

嬉しい出逢いもありました。

「SNSを見て来ました」と、疾病を越えた仲間との繋がりがありました。

「院内患者会や疾病別の患者会もなくて、一度レモネードスタンドをやってみたかったんです」と聞き、みんなで一緒に「あったかいレモネードはいかがですか~」と子どもたちの元気な声が響いた、なんともあたたかい時間でした。

 

子どもたちの声で、私たちのブースは人が集まり賑やかだったので、他のブースの方も集まってきて、レモネードスタンド の趣旨を知り、子どもたちにあたかい声をかけてくださり、大盛況で終えることができました。

ほんと、子どもたちの笑顔に勝る物はないですね。

 

私たちのレモネードスタンドは、私たち自身のためにも、必要な場所なのです。

わが子が巣立ってもバトンがつながっていくように、また小さな仲間たちが参加してくれる。。。

私たち運営も子どもたちの笑顔と仲間との繋がりが、継続していこうとがんばれる活力です。

私たちはいつでも、どんなときも、みんな仲間。welcomeです。

また無理なく、開催したいと思っています。その時はぜひお立ち寄りください。

 

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募金金額

11月9日 20,527円

キャンサーネットジャパンさんと、小児がん支援団体へ寄付させていただきます。

 

浦尻